ふれあい交流館「なに~か・あ~る」

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ふれあい交流館「なに~か・あ~る」は地域ふれあい促進事業に関わる取り組みから令和4年6月4日にオープンした、誰でも自由に出入りができる交流館です。
『ふれあいの場、交流の場、そこに行けば誰かがいる…』そんな場所づくりを目指し活動しています。

ふれあい交流館なに~か・あ~る

ふれあい交流館なに~か・あ~る看板 ふれあい交流館なに~か・あ~る看板

住所:一関市大東町猿沢字倉林74番地
駐車場:40台
猿沢トンネルから車で3分

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ふれあい交流館なに~か・あ~るマップ

『なに~か・あ~る』イベント情報

新着イベント

5月イベント

着物で作るモモンガマント

過去のイベント

地域ふれあい促進事業に係る取り組み状況ついて

地域ふれあい促進事業とは

猿沢地区振興会令和3年度から令和7年度の5ヵ年計画で作成した「第2期猿沢まちづくり計画書」に掲げた「商店街の活気が不足し街に賑わいがない」という課題から「空き家の利活用(サロン、カフェ、産直等)を検討する事業です。

取り組みのあゆみ

令和3年

【6月25日】

地域ふれあい促進事業を推進するための企画スタッフを振興会だよりで募集。

【7月14日頃】

応募者のうち40代の方々から空き家となっている古民家を活用して、昭和レトロが漂う空間を活かし古民家カフェやマルシェ、手芸愛好者の作品展示や販売、不用品バザー、農産物の朝市、権現水の活用など色々なアイディア(企画プラン)が提案される。

【7月18日】

 振興会執行部はアイディアを提案してくれた方々と面談を実施。40代の方々が地域のために何かしたいという思いを大切にし、古民家カフェなどに取り組むことを確認。提案者には40代のアイディアで運営も考えてもらうことを依頼するとともに振興会としては持ち主との借用交渉や改修などのハード的な部分を担当しながら協力して取り組むことを確認する。早速意中の空き家が借用可能か交渉することとなった。

【7月20日】

 空き家の娘さんに連絡をとり、無償での借用を申し入れる。

【8月3日】

 娘さんから、兄弟で相談した結果、借用の了承をいただく。

【8月7日~12日】

 借用予定家屋を40代の方々と振興会執行部で見学する

【9月3日】

 家主の娘さんなどがコロナのため来県できないので、従妹の方が来所し、遺品等の整理の仕方等について協議することとする。

【9月10日】

 40代の方々と振興会執行部で事業推進方針と空き家の借用の最終意思確認するため打合せ会を開いたが、40代の方々から仕事も持ちながらのことでもあり責任を持って対応することはやはり難しいので振興会が期待するような協力はできないとの話がある。
 一旦白紙に戻すこととなった。

【10月7日】

 これまでの経過を聞きつけここでやめてしまうのはもったいないという数人の方と以前から企画委員として応募のあった方に参加していただき地域ふれあい促進事業の進め方について(市民センターの活用案、古民家を借用した上での事業推進、農協ふれあい店を活用する案など)意見交換の場を設け話し合いを行った。
 市民センターや農協ふれあい店の活用は、今まで出されたプランを活かすには難しく、古民家を活用する案が有力となったが、実際の家を見てから継続するか断念するかの判断することとなった。

【10月9日】

 借用予定古民家を見学

【10月13日】

  第2回意見交換会を開催するも、結論を出すまでには至らず再度検討することとなった。

【10月28日】

 第3回意見交換会を開催。皆さんの予想以上に傷みがひどいことやトイレの改修などが必要なことから、改修費がどれくらいかかるのか大工さんから概算で見積もってもらったうえで判断することとなった。

【11月6日】

 委員の情報やイメージを共有化するため急遽であったが、今年度古民家を活用しカフェを開業した金ヶ崎の「永」などを訪問見学した。参加した委員のイメージとしてはトイレの水洗化は必須とのイメージであった。

【11月12日】

  第4回意見交換会を開催。大工さんから概算の見積もりが出されたが、我々が予想していなかった屋根の改修が必要との判断が出され、改修費も高額(500万)となったことを伝えたところ、一旦保留とし、別の物件を探すこととなった。
 これまでの話し合いで話題に上がった別の物件を11月20日に見学をすることとなった。

【11月20日】

  小山宅を見学。トイレは水洗化がされており、雨戸もサッシになっており、ある程度防寒対策も整っている。床は複数の個所で沈み込むや軋みが見られ、壁もたばこ等のヤニで黄色く黄ばんでおり、一部補修が必要と感じられた。また、障子や流しなどについても自分たちで張替をすることや不用品の募集を呼びかけ入れ替えることを検討。総じて、整理されておりすぐにも使える印象を持った。

【11月29日】

  第5回意見交換会を開催。見学会を踏まえ委員全員がふれあい交流施設として借用し事業を行うこととなった。また、環境整理や準備作業は3月から行うことを確認。また、及川宅は借用せず断りの連絡をすることを確認した。
 さらには、今後事業を進めていくため、委員全員を構成メンバーとするふれあい委員会を立ち上げることとし、代表には小野寺伸幸氏、副代表には小野寺栄子氏をそれぞれ選出した。

【12月18日】

  ふれあい委員会の決起集会(会食)を開催。
 メンバーがそれぞれの思いや考えを伝えながら今後の進め方を話しあった。その結果、2月理事会への提案に向けふれあい委員会としての企画案を固めるため、1月に再度企画案を持ち寄り検討することとした。
 また、古民家という雰囲気を出すためには、梁を見せる必要があり天井を取り払う方が良いとの提案があり、可能性を探るため大工さんに天井裏を見てもらうこととした。

令和4年

【1月13日】

  猿沢在住の大工さんである菅原長治さんに来所いただき、状態の確認と活用の助言をいただいた。
 ・太い梁などで建てられており天井を取り払っても支障はない。ただし、天井にある破風はふさがれておらず風が抜ける形となっている。また軒もふさがれておらず風が吹きにける形となっていることから、天井を取り外した場合防寒対策上これらをふさぐために梁の上に天井をあげたり、軒をふさぐための工事が必要ではないかとのことであった。
 ・床は、板を取り外し床下の状況も確認したが、湿気等のため根太や大引なども取り換える必要があるとのことであった。
 ・壁については、漆喰等で塗り替えは可能と思われるとのことであったが一度壁屋さんに見てもらうようにとの助言をもらった。
 ・床や基礎部分の補修にどれくらいかかるのか見積もりを提出いただくようお願いした。

【1月17日】

  菅原長治さんから概算の見積書が提出される。金額は85万程

【1月24日】

  第2回ふれあい委員会開催。メンバーが持ち寄った事業企画案について検討を行った。出された事業案は下記のとおり。
 (事業案)
 ・ふれあい喫茶の営業(コーヒー、ジュース、お菓子など)、いずれはアルコールの提供もしたい。
 ・雑貨店、作品展示、フリーマーケット、各種講習会、マルシェ、保育園、小学校、老人介護施設利用者とのふれあい事業等、季節の催し等。
 ・配食サービスや子ども食堂の運営。
 ・サロンやレクリエーションの開催。
 メンバーが取り組みたい事業を実施するためには、どのような設備や許可が必要なのか。また費用はどの程度かかるのかを調査することとした。

【2月17日】

  第3回ふれあい委員会開催。施設整備及び維持費の試算について協議した。
 前回提案された事業案の中で喫茶営業や配食サービスを行うためには、調理場の改修が必要で、給水設備の改修が必要であるということであった。市や食品衛生協会、保健所、設備会社などに相談し、少なく見積もっても150万円程度の改修費がかかるということであった。
 メンバーは高額の改修費用の捻出は難しいという意見で一致し、「イメージどおりの運営にはいかないが、自分たちの身の丈にあったできることから始めよう」ということで今後の事業運営の見直しを行うこととした。
 家屋所有者の小山様とは、メンバーも大変物件を気に入りぜひ借用させて欲しいことを口頭でお話しはしていたところであったが、おおまかな事業計画が固まったことから、2月28日付けで借用賃貸契約を締結したい旨を打診したところ快く承諾していただいた。

【3月5日~5月28日】

  小山氏との賃貸借契約も無事に終え、空き家の改修、環境整備、清掃をメンバーが中心となって開始。当初4月オープンを計画していたが、メンバーそれぞれの都合や、作業の負担を考え、一斉作業は毎週土曜日の午前中とし、あとは各々時間のある時、都合が良い時に作業をすることとした。整備作業は思ったよりも時間を要したが、続けていくうちにメンバー以外の地区の方も協力してくださり、多くの方々に手をかけていただきながら、古き良き時代、木のぬくもりや温かさが感じられる素敵なふれあいの場が完成した。そしてそこは、 【ふれあい交流館「なに~か・あ~る」】と名付けられた。その由来は、「ここに来れば何かある、何かやってる、まんつ来てみらいん」というメンバーの想いから名付けられた。
 オープンは6月4日(土)に決定。毎月第1、第3土日にふれあい委員会主催のイベントを企画開催することで今後も活動していくこととした。

 

 

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